ドラゴン風間
紙のプロレスを読んでいて知ったのだが、レイザーラモン住谷HGは、大学時代に学生プロレスをやっていて、現・新日本プロレスの棚橋弘至とも試合をした事があるのだそうだ。
いや、棚橋が学生プロレスやってたってのが結構驚きでして。
(まあファンには有名な事なのでしょうが)
学生プロレス出身のテリー・ボーイ(現・MEN'Sテイオー)が参戦した時の新日の選手の拒絶反応振りから幾星霜。時代は変わったのだなぁ。
さて、ボク的には学生プロレスには2つの思い出あり。
1つは大学を卒業した年の学祭。後輩のバンドでベースを弾いた後、何となく見に行った学生プロレスのセミかメインで、ジャンボ鶴田ばりの超絶バックドロップを見た事。
最近の学生プロレスが、よりハードヒットなものになっている、と言うのは予想できる事だが、ボクが見た頃は丁度その端境期だったのだと思う。
食らった方は両脇を支えられて退場していった。
いやー嫌なモノ見た感じがしたね。だって受ける方の体は全然できてないのに掛ける方の技は実に素晴らしい「ヘソ投げ」。アレは絶対ヤマいっただろ。その後の彼の人生に何らかの重大な影響を及ぼしたのではないか、と思うと今でも胸がチリチリとするわけで。
もう1つは、社会人になって数年後、たまたま仕事で一緒になった人が自分の出身大学の先輩で、しかも学生プロレスの黎明期を築いた人だったと言う事。
前述のバックドロップ事件の事を話したら、過剰になっていく傾向に対して憂えていた。
当然の事ながら、そのリングネーム「ドラゴン風間」を聞いてもわからなかったが、後に椎名誠のエッセイで、その名前を見つけたのであった。
学生プロレスの観戦記だったから『場外乱闘はこれからだ』かな?再読だったような気もするので、タイミングが合えば、一緒に仕事をした時に「おお、あなたが!」と言う事になっていたかも。
今、ドラゴン風間で検索しても「ピンポン」関連のコンテンツしか引っかからないんだよね。と言う事でワタクシが先鞭を付けるものである。
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