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2009/07/05

Googleに蔓延する謎の言語

Dan
草津町 暖 の『あの』生姜焼き(記事の内容とは関係ありません)

例によってどーでもいー話です。

FITS(Flexible Image Transport System)と言うファイルフォーマットがある。
と言っても、ボクも全く知らないんですけどね。
(天文分野で使われているようだ)

このファイル、バイナリと言いつつ、NULL文字以外は普通のテキストとして扱えるので、文字列としてGoogleにキャッシュされてしまっているらしい。
こんな感じ。

SIMPLE = T BITPIX = 16 /8 unsigned int, 16 & 32 int, -32 & -64 ...... たたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたたつち ぢはぬてにぱっそぢなつだひなつどづでちぢぜごそちてっぞぞぢぢとのつだでちずづにた げそちぜだづなでぞそだてたすずすだぜごしたそぜなてざただそどせざばどすちぜそぢ ...

適当なオノマトペと「BITPIX」との組み合わせで検索すると、ハナモゲラ和歌みたいなものが読めて、疲れている時には、シミジミ疲労度を倍加してくれるw

では、ここで唐突にハナモゲラ和歌ヘラハリ派に対抗して、オノマトペ和歌 天文学派から何首か。

めちぺっそ ほにひえほぬぜえ そずでぱで どざばどぢどぢ びぽとふらでぉ
詠み人:cherrymountainobservatory.com
引用:ttp://www.cherrymountainobservatory.com/Files/Darks/plesko%20dark%201s%201x1%200deg%20%237%20CROP.FIT
「めちぺっそ」「どざばどぢどぢ」なんぞは上手かったな。常人にはとても思い浮かばない。

げったせほ にたぶぐぬがこ ぱすこてこ びきふにひとろ どぢどざばぞぱw
詠み人:astro.ncu.edu.tw
引用:ttp://www.astro.ncu.edu.tw/contents/faculty/wp_chen/Courses/ObsTech/2005LulinTrip/B-team/m97/m97_v40_01.fit
下の句末尾の「w」は、おそらく「(笑)」の意であろうw

ぽぺひにべ にのへぬぱぺぶ めでたぼぺ ちまのねなせの なでぶとぴつの
詠み人:sternwarte.uni-erlangen.de
引用:ttp://www.sternwarte.uni-erlangen.de/~hirsch/pub/CCD/privat/2008-09-18/m81/dark2.FIT
では、最後は寿ぎ系で。めでたぼぺ、とは恐れ入った。

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コメント

なかなかやるのうww。芸が細かいね。

特に、

なでぶとぴつの

は、実際、据わりが良いような気もしなくはなく、しかしながら、それを最後に持ってくるあたりが、なかなか不気味な感性ではありますな。

わははは。

石踊さんは絶対反応してくれると思ってたもんよ!

ファイルの特性からして、詠み人の殆どは天文台関係や大学などお堅いサイトに所属しておるわけですが、よもやアジアの小国で、斯かるネタにされようとは思いますまいて。

最初はね、山下さん風のアナリーゼを試みたんですが挫折しましたよ。いや、アレは難しい。やはりあの人は詠むのはイマイチでもアナリーゼは抜群ですな。

>やはりあの人は詠むのはイマイチでもアナリーゼは抜群ですな。

思い出しますなあ。実際、あれは、和歌とその解釈のセットで山下洋輔氏の作品になっちゃっておりましたな。渡辺香津美のコンピュータ和歌が暴走して自由律で詠み始めたのを『三頭火に学んだ可能性が』とか、思い出すだけでいまだに笑えるのは凄いね。

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