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2017/12/23

アレアのようにw

Come_gli_area

メタルばなし が続いたので、ここで プログレばなし を一つ。

この話は、ググっても、間違いなく日本語では1件もヒットしない。
チャオ・アモーレ・イタリアの Iさんですら知らなかったw

と、言う事でワタクシが先鞭を付けるものである。

「イタリア最高峰のジャズ・ロックグループは?」と問われれば、ボクは「アレア!」と即答する。
「では、国縛り無しで至高だと思うジャズ・ロックグループは?」は問われれば、その時の気分ではあるが、高確率で「アレア!」と答える。

そんな、みんな大好きwな、イタリアのプログレ/ジャズ・ロックバンド、アレアをパロディーにした、コミックバンドの曲。

Elio e le storie tese, in "Come gli Area", da "il musichione"

デメトリオのサンプリングからスタートw
演奏メッチャうめーし。
曲もあちこちヘンテコだし。
演奏メッチャうめーし!!
曲もあちこちヘンテコだし!!!

動画の最後に、客席にいるアレアのメンバーが一瞬、映っている。
この後、ステージに出てきて演奏した模様。
(残念ながらその動画は未発見)

この動画、このコミックバンドの冠番組らしいんだけど、放送局はイタリア放送協会のキー局、Rai 2(ライ・ドゥーエ)。
国営放送でこの内容ってw
やっぱイタリアは侮れませんな。
時間帯はまさか深夜放送だよな?
ゴールデンにやってたら笑うなぁ。

Google先生の御助力を賜り、歌詞を和訳してみた。

「アレアのように」
僕はアレアのようにプレイしたいんだ
それはイタリアのバンド
でも 彼らの曲は極めて難しいんだ
それが このイタリアのバンド
僕には無理だ
不可能だ
だから 一部分だけ再現しよう
アレアの歌を


僕が何をするかわかるだろ?
歌を作るんだ
アレアみたいに聴こえるだろ?
凄く研究したんだよ
完璧な研究だ
そして僕は あなたのために歌おう


アレアが どれほど素晴らしかったか
International Popular Group!!
ヤバい演奏をするバンドを従えて
Demetrio は歌い
新しい音楽を探求した
そして 人々は耳を傾けた
若い共産主義者から
ヒッピー、ジャンキーまで


一つだけ残念なことがある
生であのバンドを見たことがないんだ
あの頃 僕はただの子供だった
両親がアレアのコンサートに連れて行ってくれたらなあ

多くのヒッピー
多くの共産主義者
チケット代を払わない、あまりにも多くの人々
不十分な収入

最後に一言
この曲、かなりよかっただろ?
アレアそのものだったら混乱を招くだけ
でも、この曲は Stratos ではない僕でも歌うことができる
そして、Tofani、Fariselli、Tavolazzi、Capiozzo ではない あなた
アレアではない あなた達にもプレイできるんだ

できんわ!w

<追記>
2020/04/25

この話は、ググっても、間違いなく日本語では1件もヒットしない。

と書いていましたが、何と下記のサイトで2013年に言及されておりました。
さすがでございますね。
</追記>

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2017/12/17

ゲイリー・ホルトのテッド・ニュージェント愛

Nugent_trump
敢えて言うけど、何か、この写真大好きw

さて、前のエントリに引き続き、テッド・ニュージェントの話。

スレイヤー、エクソダスのゲイリー・ホルトが何年か前に、Loudwire のインタビューに応えて、こんな事をやっていた。

Gary Holt Plays 'To Exodus or Not to Exodus?'

要するに、バケツの中の紙に書いた文字を見て「これって有り?無し?」を問うゲーム。
「無し」だと思ったら紙を放り投げる、みたいな奴。

因みに、ミュージシャンのところだけ抜粋するとこんな感じ。
↓↓↓↓↓

×ジャスティン・ビーバー
→「たるんでるね。若いからかもしれないけど。このガキ、マジ嫌い」
○ テッド・ニュージェント
→後述
○ ワン・ダイレクション
→「いい子達だと思うよ。性格も良さげだし、結構才能もあるじゃないか」
○ ベビーメタル
→「凄いよ!それに超いい子達だよ」
× クリス・ブラウン
→「DV野郎。消えろ」
○ レディー・ガガ
→「最高だよ。メタル好きだし才能もあるしね」
○ アデル
→「超凄いね。凄い才能だ」
○ アクセル・ローズ
→「素晴らしいアルバムを作っているし…やっぱ嫌いになる事はないな」
(ちょっと悩みつつ?)
× カニエ・ウェスト
→「こいつはベックのグラミー賞にケチをつけた。芸術性って…お前が言うな」

なにげに、ゴシップ記事的なモノに詳しいのねw

で、テッド・ニュージェントについては、
「オレがギターを弾くキッカケとなった人だ。彼は凄いよ」
と言いつつ、いそいそと紙を胸ポケットにしまっていましたww
また、
「政治的な部分では共感できないけどね」
とも。
なるほどね。

で、つい最近、BLABBERMOUTH でも、彼はこんな事を語っている。

SLAYER And EXODUS's GARY HOLT: 'TED NUGENT Is A Total Idiot,' But He Is 'Also One Of My Favorite Guitar Players Of All Time'

「テッド・ニュージェントはどうしようもないバカだけど、同時に今もお気に入りのギタリストの一人だよ」
また、
「彼がバカな事を言ったとしても、それが“絶叫のライヴ・ゴンゾー”(1978年の名作ライブアルバム)を捨てる理由にはならないね」
とも。
なるほどね。

ま、結局のところ、前回と今回のエントリで何が言いたかったか、と言うと、テッド・ニュージェントの作るリフとブルーズフィーリングに溢れたソロは、今聴いてなお、カッコいいし、彼がタカ派の銃推進派のレイシストであっても、ゲイリー・ホルト同様にボクも聴き続けると思いますね、って事ですかね。

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2017/12/16

「お名前は?」「テッド・ニュージェント」

Nugent

この話、ググっても日本語だと、1件しか引っかからない。
と言う事で、ブッ書きます。

テッド・ニュージェントと言えば、ガチガチのタカ派にして銃推進派、そして当人は否定しているが、レイシストである。
「ジャップのギターでブルースが弾けるか」などと言っておいて、レイシストではありませんって、それはww

そして、ボクが生まれて初めて観た外タレでもある。

ボクは以前はメタル嫌いだったけど、ハードロックは昔から好きだったのだ。
(因みに、次に観た外タレは、何と、マディ・ウォーターズだ)

さて、その後、メタル嫌いから転向し、「遅れてきたメタラー」になりかけの30代の頃、当時の職場にメタラーがいて、様々な薫陶を授けてくれた。
その人から聞いた話。
(あ、「ググっても日本語だと、1件しか引っかからない」ってのは、こっちの話ね。タカ派なのは有名過ぎるくらい有名)

映画『フレッチ/殺人方程式』でチェビー・チェイス扮するフレッチが使う偽名。

スタンウィック「ええと、お名前は?」
フレッチ「ニュージェント。テッド・ニュージェント」

笑った。
そのシーンを想像しただけで爆笑した。
そして、まだ、この映画、未視聴であるw

この映画が公開された1985年時点で既に、おそらく米国のちょっとリベラルな人にとっては、テッド・ニュージェントと言う人は、
「ちょっと小バカにする対象」
と言う感覚で捉えられていたのではないか、と思われ。
いや、チェビー・チェイスがどう言うつもりで、この名前を使ったのかはわからないですがね。

因みに、先述の差別的発言については、テッド自身が弁明をしている。
リンクが見当たらず、記憶だけなので、ご参考までに書くと、確かリチャード・プライヤー(コメディアン。卑語を多用したネタで有名)辺りを引き合いに出して「それと同じさ」的な事を言っていたような。

さて、この項、続きます。
次は、スレイヤー、エクソダスのゲイリー・ホルトのテッド・ニュージェント愛について。

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2017/12/14

メイデンのPVにパイソンのグレアム・チャップマン!

数年前に、台湾ばなしを、ひと通り書き終えた後、しばらくの間、書き溜めてあった、どーでもいー話をエントリーしていました。
ハワイばなしも終わったので、今回もまた、例によって時系列は無視で結構前の話を今さら書いていきます。

Can I Play With Madness / Iron Maiden

ニコニコ動画でこの動画を見かけた時、「モンティ・パイソン」「グレアム・チャップマン」のタグが付いていた。

因みに「警備員がセックス当番だ」タグも付いてた。
(※空耳アワー好きにはわかるネタ)

それはともかく、確かに先生役の人の顔がモンティ・パイソンの故・グレアム・チャップマンに似ている。

Caniplaywithmadness_s

「ハッハッハ、自らのセンスをひけらかしたい若者たちよ。グレアム・チャップマンはこんな顔じゃないよ、確かにすっごく似てるけど」と思いつつ、ふとウィキペ(en)を見たら本人でしたw

自分がメタルに目覚めたのは30過ぎてからなので、この曲を認識したのは…いつぐらいだろ、うーん、まぁそれでも確実に20年以上は経ってるな。
(って年がわかるがw)
メイデンの中でも最もお気に入りの1曲であり、好きなPVでもあった訳です。
そしてボクは、パイソンもリアルタイム世代。

それがまさか…。汗顔の至りであります。
双方のファンの人には「何を今さら当たり前の事を」と言われそうだが、この事実を知ったのは数年前。
「スッゲー今さら。今さらスッゲー」と言う声も聞こえてくるわけだが、知らんもんは知らんのじゃ。

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