[SYSTEM OF A DOWN] アルメニアの民族楽器によるカヴァー
前のエントリで紹介した動画で、チラッとアルメニアの笛が出てきましたが。
で、メタルでアルメニアっちゅうたら、そりゃあなた、SYSTEM OF A DOWN ですわね。
(メンバー全員、アルメニア系)
これまた数年前の話だけど、amass や BARKS くらいでしか日本語で言及されているのを見た事がないので書いちゃう。
Tribute to SOAD: Cover of Aerials by Naregatsi Orchestra
アルメニアの民族楽器オーケストラによる、“Aerials”のカヴァー。
SOAD のヴォーカル、サージ・タンキアン本人が「一番好きなカヴァー」って絶賛したと言うね。
いや、実際、これ素晴らしいですわね。
ボクのプログレの師匠曰く、
陳腐な表現だけど、アルメニアの音楽に含まれる”哀愁”のような成分がかなり独特で、同じ哀愁でも、イタリアのそれとはとても異なっている気がいたします。
そう!
SOADも、オルタナティヴメタルやニューメタルにカテゴライズされる以上は、基本、激しい曲調な訳ですが、でも、常に、どこかしら哀愁を湛えてるんですよ。
これねぇ、SOAD で一番好きな曲なんですよね。
こっちがオリジナルね。
↓
System Of A Down - Aerials (Official Video)
このMV、なんかー、泣けそうな気持ちになってくるんです。
プロットの説明が一切ないけど、おそらく「ミュータントかエイリアンのハーフの子供がメディアの寵児となるが、その喧噪と裏腹に孤独の中で疲弊していく」みたいな話。
って書くと、それこそ陳腐な三流SFみたいだけど、MV観てると泣けるのよ、何か。
ついでに これも貼っておこうかな。
これは、サージ・タンキアンがお父さんとアルメニアのフォーク(民謡と言った方が正しいかね)をデュエットしてる奴。
↓
Khatchadour Tankian - Bari Arakeel - Featuring Serj Tankian
これも泣けるわぁ~。
<追記>
さっき投稿したばっかりだけど追記w
Youtubeの“Aerials”見ていたら、プロットに関してこんなコメントが。
・少年はサーカスのフリーク(見世物)
・サーカスの花形である空中ブランコ乗り(Aerial Performer)に憧れている
・彼は世界中の人が自分を尊敬し敬う事を夢想している
・しかし実際には、彼は外の現実世界を知る事はできない
うーん、やるなぁ。
</追記>
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