ヤマザキ黒糖フークレエの謎
遂にこの事を書く時が来た…。
山崎製パンと言えば「添加物バッシング」。
世間的に大きな話題になったのかどうかは知らないが、数か月前、山崎製パンはウェブサイト上で、「他社さんは、乳化剤を使ってないといいつつ、代替物質を使っている。ウチとの差はない」的な、ややケンカ腰な主張を公開した。
まぁ、実際、ヤマザキに限らず、大手の製パン会社であれば結構な添加物を使っているはずである。
で、その事自体を今、ここでどうこう言うつもりはない。
そもそもジャンクフード大好き人間のボクである。
何を今更、添加物がどうのこうの言う資格なぞあろうか。
さて、今、眼前の問題は「ヤマザキ黒糖フークレエ」である。
このオーセンティックな味わいの、そしてヤマザキの製品の中でも間違いなく最も「足の速い」部類のこの和菓子。
自分は門外漢ではあるが、黒糖フークレエには「添加物」と思しきものは一切入っていないように思う。
「添加物推進派であるヤマザキまんせー」な右派と、「添加物許すまじ!子供たちの未来を云々かんぬん」な左派、双方が、この和菓子については、頑なに口を閉ざしている。
(ように見える)
そりゃそうであろう。
どちらにとっても、アイデンティティを瓦解せしめかねない厄介な代物だ。
で、ワタクシ、ぶっちゃけ、コレが大好きなのだ。
物凄く美味いと思う。
「添加物が入っていないから美味く感じる」
と言うよりも、何と言うか、とにかく美味さの絶対値が断然に高いように思う。
冷蔵庫で冷やした黒糖フークレエと冷たい牛乳は最強の組み合わせである。
これは単なる一個人の少数意見ではない。
美味いと言う人自体は沢山いる。相当いる。
「黒糖フークレエって美味しいですよね」と言う口コミは、もう目にタコができるくらい見てきた。
(そんな表現があるか知らないが)
しかしながら、「添加物多めなヤマザキ製品に於いて、何故、(多分)黒糖フークレエだけが添加物が入っていないのか?」を論じているのを見た記憶がない。
似たような製品である「ヤマザキ黒糖ふかし」には、それなりに添加物が入っている。
さて。
とある企業に一人の男、是あり。
技術者からの叩き上げである、この、古株取締役。
うるさ型ではあるが、社長以下、他の経営陣からも一目置かれており、社内でも、この人が推進しているプロジェクトに反駁を唱える者は少ない。
そして、この人の口癖が、
「オレの目の黒い内は、●●●●●●●に○○○なんざ絶対使わせねぇ」
なのである。
…とかなんとか。
以上、長年心に秘めていた思いのたけを書かせていただいた。
おっと、誰か来たようだ…。
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