[OPETH] オーカーフェルトのムゼオ・ローゼンバッハTシャツ
前に書いた、[Snarky Puppy] レッティアーリのヴァン・ヘイレンTシャツ と較べると普通過ぎるので書くのを迷ったんですが、これまた誰もコメントしてないっぽいので 書いちゃうw
OPETH(オーペス)はスウェーデンのプログレッシブ・デスメタルバンド。
年末に来日します。
なんか変なTシャツを着ている、この人がリーダーのミカエル・オーカーフェルトです。
で、パッと見、悪趣味なこのTシャツは、メタルTではなくて、プログレTです。
ムゼオ・ローゼンバッハ。
70年代初頭のイタリアのプログレバンドですね。
OPETH - Sorceress: Studio Report - Episode 5: Vocal Recordings
で、オーカーフェルトはプログレオタクで、インタビューなどでもイタリアのプログレからの影響や、このムゼオ・ローゼンバッハの事も語っているので、こんなマニアックなTシャツを着ていても、まったく不思議はありません。
ぶっちゃけ、それが言いたかっただけなんですが、これだけだと何なので、一応、OPETHの音楽自体にも触れておきます。
むしろ、以下が本題で長いかも。
「プログレは好きだが、プログレッシブメタルはプログレじゃねぇ」
と言う偏狭なプログレ爺(って、オレか?w)にこそ、聴いて欲しい。
例えば、プログレッシブメタルと言えば、ドリーム・シアター。
やはり彼らはメタル・バンドなんですよね。
プログレッシブ「メタル」なんです。
(あ、ドリーム・シアターも好きですよ。アルバム1枚しか持ってないけどw)
でも、OPETHは、出自こそプログレッシブ・デスメタルだけど、プログレバンドだと思う。
より、プログレに寄せた、デスグロウル無しのヘリテイジ路線を打ち出してから、多くのメタルファンを失ったみたいな事も言われている彼らですが、そうなる前の名曲“Ghost of Perdition”を聴いても、こう思います。
これはプログレだ、と。
OPETH - Ghost of Perdition (LIVE AT RED ROCKS AMPHITHEATRE)
やっぱ、これはデスメタルの皮をかぶったプログレでしょw
しっかし、上手いねー。巧み。
ドリーム・シアターみたいにガーッと前に出る上手さじゃないけど。
コーラスワークもなかなか。
メロトロンも、ちゃんと、あのデッカイ箱を持ち歩いているのが、プログレ者としてエライ!w
それと、このライブに限らず、音響面でのプロダクションが神懸かっています。
(似たようなコメント多数)
ところで、「昔から知ってた」何なら「ワシが育てた」体で書いているけど、実はちゃんと聴くようになったのって、ここ1年くらいなんですw
きっかけは、Youtube で見たこの曲。
OPETH - Sorceress (OFFICIAL LYRIC VIDEO)
「なんかー、美狂乱みたいな音楽だな。って、アレ?グロウル無いじゃん?」
と言うくらいに、ちゃんと認識していなかったわけです。
で、その後に見た、この曲のライブバージョンを見て、
「このバンドはスタジオ盤よりもライブの方が圧倒的に素晴らしい」
と言うことを理解しました。
(似たようなコメント多数)
OPETH - Sorceress (LIVE AT RED ROCKS AMPHITHEATRE)
年末の来日は逡巡中です。ちょうど、その辺りで他に観たいのがありましてね…。
ってかもうソールドアウトかなぁ。
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