【OPETH】2019/12/06 Zepp Tokyo【感想】
2019/12/06 Zepp Tokyo
年を越してしまう前に書いておきます。
OPETH を観に行った
12/6 OPETH(オーペス。スウェーデンのプログレッシブ・デスメタルバンド)のライブ。
平日なので、逡巡していたんですが、休日出勤による調整休が取れる事になったので、ちょっと不義理をする事になりつつも(仕事関連の話しなので、ここには書きませんが)、急遽、金曜日を休みにしました。
とは言え、もうソールドアウトだろうなぁ、と思いつつ、チケット予約を見ると、大阪は売り切れ。しかし、何と、東京は残席わずかながら残っており、迷わずポチー。
OPETH については、以前、このブログで、こんな記事を書いています。
さらに、今回のライブについては、もう一つの英語学習のブログに「英語」と言う切り口で以下の記事を最近、書きました。
で、当ブログでは、普通にライブレビュー(と言うか、単なる感想文)を書きます。
OPETH とオレ
以前の記事にも書いたとおり、ボクが、OPETHファンになったのは、ここ1年ほど。
「Sorceress新規」と言う、おそらく元々のファンにとっては超・異端な人間です。
あ、一応書いておきますと、ボクはプログレ出自のジジイですが、デスメタルは大好きです。
むしろ、30代の頃、メタルにアダプトし始めた頃のキッカケ自体がデスメタルなんです。
Zepp、何年振り?
それにしても、Zepp Tokyoに来るの、何年振りだろうか?何かを観ているはずですけど、思い出せない…。
それはさておき、今回、会場に着いて「へぇ~」と思ったのが、思いの外、バンドTを着ている人がいない事でした。
客筋もボクと同年代か、ちょい下くらいの「プログレ親爺」って感じの人が結構いたように思います。
雰囲気は完全に「プログレバンド来日」のソレ。黒いバンドTを着ていたボクは、むしろ浮いていた気さえしましたw
セットリスト
「Sorceress新規」なので、わかったのは 6割程度。他のサイトを参考にさせていただきます。
(Intro.)Livets trädgård
Svekets prins
The Leper Affinity
Hjärtat vet vad handen gör
Reverie/Harlequin Forest
Nepenthe
Moon Above, Sun Below
Hope Leaves
The Lotus Eater
Allting tar slut
(Encore)
Sorceress
Deliverance
アンコールの2曲は、もちろん好きな曲で、特に、“Sorceress” は嬉しかったなぁ。この曲は、歌詞も概ね、覚えていたので、 一緒に唄ってしまいました。
音、いいなぁ!
もう、いろんな人が書いているので、今さら感はあるけど、とにかく音がいいですわね。
「何かのパートが潰れて、よく聴こえない」って事がなくて、ヴォーカルを含めた各パートが凄く良いバランスで聴こえる。
Youtube のオフィシャルのライブ映像に、よく「ミックス神過ぎでしょ」的なコメントついていて、さらに、そのリプライで「当日、その場にいたけど、本当にこんな感じで聴こえたぞ」みたいなコメントがついているんですよ。
実際に自分で観て、それを実感しましたね。
この人達、巧いなぁw
当たり前だろ、と言うなかれ。
なんかー、普通のプログレメタルとは、少し異なった巧みさを感じるんです。
さりとて、非メタルのプログレバンドにはあまり感じない、カチッとした感触は、まさにメタルバンドのものでもある。
まぁ、これも色んな人が書いている事ではありますけどね。
フレドリック・オーケソン
ギターのフレドリック・オーケソン は、唯一、OPETH を知る前から知っていたメンバー。
ミカエル・オーカーフェルトの名前をちゃんと覚える前から、知っていました。
何故なら、ボクがアーチ・エネミーを最初に好きになったキッカケが、2006年ダウンロードフェスの “We Will Rise” のビデオだったから。
この頃、脱退したクリストファー・アモットの後釜(正確にはサポートのガス・Gの後か?)に2年近く、アチエネに在籍していたのが、元タリスマンのフレドリックだったんですね。
ダウンロードの “We Will Rise” では、クリストファー同様(いや、それよりも更に)丁寧に弾く印象がありました。
兄貴のマイケルは手癖の人だよね。(悪いとは言ってないw)
OPETH のコーラスは、キーボードのヨアキムが中心ではありますが、フレドリックも結構、唄っていましたね。
MC、最高w
これについては、前述の英語学習ブログの方に書いたので、よろしければ、そちらをどうぞ。
【超・雑談】オレはミカエル・オーカーフェルトのMCを聴き取れたのか?【OPETH】
まとめ
前にも書いたんですが、
「プログレは好きだが、プログレッシブメタルはプログレじゃねぇ」
と言う偏狭なプログレ爺(って、だから、そりゃオレだってw)にこそ、聴いて欲しいと思います。
あ、プログレ婆もねw
ボクが、五大バンド+α程度のプログレファンから脱却して、カウやマグマやアレアを聴くようになったキッカケを作ってくれた、プログレの師匠、“チャオ・アモーレ・イタリアのIさん”(©外園昌也)も、このバンドの事は非常に褒めておったよ。
それにしても、笑いの絶えない実に和やかなライブでしたな。
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