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2020/12/21

Thundercat feat. Ariana Grande!!, DOMi & JD Beck!!

数日前に、DOMi & JD Beck の Facebook に上げられていたこの動画。 

“Them Changes” を演奏する、Thundercat feat. DOMi & JD Beck。

そして、ここに加わるのが、アリアナ・グランデ!

まさか、このブログで、この名前を出す事になろうとはw

それにしても、なんちゅう組み合せ。

DOMi & JD Beck に関して、当ブログはトップランクの検索率を誇るw
(ま、ニッチなネタばっか書いてるから、この手の話だと、ググって1ページ目のド頭に来やすいだけです)

って事で、これはブログネタとして取り上げない訳にはいかないでしょ。

ところで、最初、YouTube のチャンネルの方にリンクしてたんだけど、Ninja Tune にブロックされていましてね。
FB に貼り換えたところ、しばらくしたら、YouTube の方が復活したので、そっちに戻したら、今度は動画ごと消されてるっちゅう…。

何だろ、Ninja Tune がブロックを解いたと言う事は、この2人にも rights がある、と認めたんだと思うけど、YouTube 側がダメと判断したのか、それとも、第三者からのクレームだったのか。
まぁ、面倒なので、FB の方にしておきます。(そっちも消されるかもなぁ)

DOMi & JD Beck

それはさておき、まず、Thundercat と DOMi & JD Beck の話から。

最初は、DOMi と JD が Thundercat をカヴァーしてたんだと思うけど、彼らは上記の “Them Changes” の動画以前から共演もしています。

SNS を見た感じだと、「実家を離れて暮らす少年少女と彼らを見守る叔父さん」って関係に思えますな。微笑ましい。

Ariana Grande

一方、Thundercat と アリアナの方は、単純にアリアナが Thundercat の曲(特に“Them Changes”)が好きで、これまでに何度かライブパフォーマンスでカヴァーしている、と言う関係のようだ。

それが今回、線として繋がり、斯かる事態に相成った、と。

さて、普段、ニッチなネタばかり書いている当ブログ。

アリアナ・グランデなどと言う超特大メジャーアーティストなんて取り上げた事が無い。

「大体、聴いた事もないんでしょうが?」

…と思った、そこのお前!

そう、ニッチなネタばかり書いているからこそのアリアナ・グランデってのがある事をお見せしよう。

まず、これをご覧いただきましょうか。

Imogen Heap - Hide And Seek (Official Video)

イモジェン・ヒープの「ハイド・アンド・シーク」ね。

このブログで取り上げるに十分値する、ニッチな楽曲です。

あ、日本国内の話だからニッチなだけであって、欧米では全然ニッチじゃないからね。再生回数を見てみなさい。
(その意味では、Thundercat の楽曲もかなりの再生数ですが)

で、この「ハイド・アンド・シーク」が好きで、カヴァー動画を探していた時に発見したのが、アリアナ・グランデがカヴァーした奴。

正直言って、精度は今ひとつ。
でも、その動画を発見した時点では最早、押しも押されもせぬ超・大スターだったので、「へぇ~、ハイド・アンド・シークなんか演るんだ」と思ったわけです。

それから、少し気にして観るようになりましてね。

Saturday Night Live に出た奴とかも、なかなか良かった。

前に、老獪萌え(「若いのに、こんなジジイみたいな演奏するなんて!もー!(泣)」ってのに弱い) について書いたけど、それ以外にも、「お笑いやバラエティへの対応力が高いと、それだけでもう全面的に認めてしまう症候群」ってのもあるのよねw

本人の楽曲では、“Dangerous Woman” とか結構、好きでした。

Ariana Grande - Dangerous Woman

センシュアル!

そして、“Dangerous Woman” の、この空耳は傑作だと思うw

[空耳]あたしが好きな杉の間でドンチャンしたっぽい

P.S.

と、話はここで終わりなんだけど、最後に更なる脱線。

前述の “Dangerous Woman” の空耳アワーのクリップは、旅館の中居さんが出て来る。

で、同様に中居さんが出て来る空耳としては、ホセ・フェリシアーノ「ハートに灯をつけて」がある。

[空耳]担当はアロエの間や

これも傑作だったなー。

※「ハートに灯をつけて」の投稿者は「空耳と言えば、この人」高橋力。2019年10月死去。R.I.P.

 

以下は、DOMi & JD Beck、Thundercat関連の他の記事。

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2020/12/18

ジーザス・クライスト・スーパースター“Gethsemane”オレ的BEST3!

今日のネタは、何年か前に書こうとして、ある理由により、日の目を見る事なくデッドストックになっていたもの。
今回、改めて放出する事にしました。
(そのきっかけとなった動画を後で貼ります)

まず、最初にクッソじじ臭い話をすると、人生で最初に購入したビデオソフトが「ゴスペル」。
同名映画があるけど、ボクのは、1982年のライブ・ドキュメンタリーの方ね。
で、Beta でしたw

その後、Beta がビデオ規格の闘いに敗れて、やむなく VHS に換えた時に、最初に買ったソフトが、「ジーザス・クライスト・スーパースター」でした。

一番好きな曲「ゲッセマネ」

「ジーザス・クライスト・スーパースター」(以下、JCS)の中で一番好きな曲は、“Gethsemane”(ゲッセマネ)です。
(因みに、Nightwish の“Gethsemane”とは全く別の曲です)

さて、「ゲッセマネ」と言えば、

“Why should I die?”
(何故、私は死ななければならないのか?)

とイエスが神に問うシーンのハイトーンのシャウト。

演者によって、これがある場合と無い場合がある。

単純に技術の有無や演出の都合もあるだろうが、ボクはもう圧倒的に「ハイトーンのシャウトが無かったらガッカリする派」です。

と言う事で、極々、個人的な「ゲッセマネの演者」ベスト3を。

第3位 スティーヴ・バルサモ

Gethsemane (Steve Balsamo) - 'Musicals in Ahoy' Concert 2004 | Jesus Christ Superstar

いやー、この人を3位にしてしまうと言う事は、数多の女性ファンを敵に回すと言う事なんだけど、しょーがないじゃん!
人には好きずきと言うものがあってだな…。

まぁ、色々な人がイエスを演じた訳ですが、「キレイなイエス」ですよね。
カコイイ。

Steve Balsamo's WHYYY!!!

ヘッドボイスに近い感じのシャウト。単なる裏声で通す演者もいる中、この人のは力強さがあります。

特に、5拍子のインタールードに入るところ、

“See how I die!”
(ワシの死にざま、よう見とけ!)

の部分は、シャウトではなくヘッドボイスで段々と昂揚させていくのが、これまた凄く美しい。

JCSマニアと言う訳ではないので断言はできないけど、多分、この人の登場により、「ゲッセマネ」の歌唱の構成に関しては、「バルサモ前」「バルサモ後」と呼ぶべき唄い方が確立されたんじゃないだろうか?

第2位 ドリュー・サリッチ

Drew Sarich - Gethsemane (I only want to say)

この人は、かなり崩した唄い方をしていて、自分なりのフェイクを入れてくる。

Drew Sarich's WHYYY!!!

“Can you show me now...”のところのフロウは凄く今日的な感じがするし、前述のバルサモや後述のテッド・ニーリーともまた違う、ラウドでエクストリームなスクリームもこの人ならでは。
(こんなに崩して、作者のアンドリュー・ロイド・ウェバーの評価はどうだったのかな?)

ただ、若い頃の唄い方を見ると(こう言っては失礼だけど)、割と凡庸な感じでした。
むしろ、後年になってから、この「今風なフロウやスクリーム」の技術を手に入れたと思われ。

第1位 テッド・ニーリー

と言う事で、先に書いちゃったけど、1位はこの人!

Ted Neeley - Gethsemane WHYYY!!! Compilation (Jesus Christ Superstar)

今回、この記事を書くキッカケとなった動画。
1973年の映画のシーンから始まり、2019年(76歳!)までの“WHYYY!!!”の抜粋版。

オリジナルと言う意味ではイアン・ギランの方がオリジナルになるんだろうけど、やはりボクにとってのオリジナルはこの人だなぁ。
この動画が印象深いのは、久々に演じた(と思われる)2006年から、年々調子を上げて行ったのが時系列でわかる点。

特に、この動画で使われている2007年のフル版の方は、ホントもう、鳥肌が立つくらい凄かった!
(たしか、カルガリー公演。残念ながらYouTubeから削除されてしまった)

そのフル版の方で観た、5拍子のインタールードに入るところ、“See how I die!”(ワシの死にざま、よう見とけ!)は、全盛期のロブ・ハルフォードを彷彿とさせる「張り」と「伸び」でね。
(あぁ、叶う事なら、もう1回観たいなぁ…)

「喉の調子に合わせて」と言う側面もあると思うけど、この人は毎回、巧みにフェイクを変えて来るんだよね。

と言う事で!
これもいつ消されるかわからないけど、現時点でベストだな、と思う奴を貼っておきます。

Jesus christ superstar - Ted Neeley - Gethsemane live in Groningen

Ted Neeley's WHYYY!!!

Ted Neeley's AAAAL RIGHT!!~See how I DIEEEEEEEEE!!!!!

2017年(74歳!)。これはカルガリーに匹敵すると思う!
でもカルガリーのは、5拍子に入ってからの伸びが凄かったんだよな。
(あぁ、マジでもう1回観たいなぁ…)

まぁ、ハイトーンが出ればエライって訳じゃないけどねぇ。
でも、「ゲッセマネはハイトーンであって欲しい」と言うのも、また偽らざるところでしてな。

もう、ここまで来たからには、テッド・ニーリーには幾久しくハイトーンを出し続けて欲しいと思います。

おそらく、かなり節制もしているんだろうけど、80歳越えて、今のレベルを維持できていたとしたら、ホント凄いと思う。

以上、ゲッセマネの話は終わり!

数年越しにようやく放出しましたが、大Zappaな下書きだったので、今回、かなり書き足しました。

気が向いたら、それ以外の曲もその内に書こうと思います。

<追記!>
2007年のカルガリーの、まだあった!
てっきり削除されたものと勘違い。オレってそーゆーの多いもんよ!
うをー、久々に聴いたけど、思い出補正なんかじゃなかったわ。
全編フェイクしまくりの「やり過ぎ感」ありあり。だが、そこがいい!
喉の調子に合わせてのフェイクではない。これは明らかに「絶好調」故のリミッター解除によるフェイク!

Gethsemane Ted Neeley Calgary 2007

</追記!>

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