トム・モレロがテッド・ニュージェントとの友情について語る
ボクが生まれて初めて観た外タレは、テッド・ニュージェントである。
(ちょっと自慢気w)
当ブログでは、だいぶ前にこんな事を書いた。
で、結論として、
「タカ派で銃推進派のレイシストだとしても、テッド・ニュージェントの音楽、それそのものは、かっこいいのだ」
的な事を述べて稿を結んでいる。
で、最近「お?」ってなったのが、この話。
レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが、テッド・ニュージェントとの友情について語っている。
へぇ~、ってなるよね。トム・モレロと言えば、超リベラル派。(って言うか、お父さん極左w)
で、後日談として、これ。
ふーん、この批判してきた人が、どの程度、RATM と言うか、トム・モレロについて知っているのかってのも、ちょっと知りたいところではあるよね。
「トム・モレロなんて知らないけど、こんな事言うくらいだから、こいつ白人だろ」
なのか、
「トム・モレロは、母親は白人だから白人だろ」
なのか。
しかし、これは微妙な問題でねぇ。こんとろばぁしゃるな話なので、あまり掘り下げたくなかったんだけど。
「音楽がどうかなんて関係無い。タカ派で銃推進派のレイシストなんて悪に決まっているんだから糾弾しない奴も加担者だ」
的なね。
例えば、「スウィート・ホーム・アラバマ」問題ね。
詳細は端折るけど、これは今や多くの人が、
- 『当時のアラバマ州知事(差別主義者)を賛美しているのではなく、むしろ揶揄している』
- 『歌詞の中で批判されているニール・ヤング(黒人差別を批判する立場で「サザン・マン」「アラバマ」と言う曲を歌っている)についても、むしろレイナード・スキナードの連中はファンであり、ニール自身も「歌詞に登場する事を誇りに思う」「偉大な曲だ」と言っている』
と言うのが、本当のところだ、と認識していると思います。
ところが「やっぱり、そうじゃないよね。この曲、ダメでしょ」と言う人もいるわけで。
まぁ、ここにリンクは貼らない(ってかメモってあったのを紛失したw)けど、その人は
- 『この曲には厳然として差別が存在する』
- 『だから、やにさがったニール・ヤングについても「なんだかなぁ」と言う感じ』
- 『そして曲自体については「つまらない凡庸な曲」』
的な事を書いていてね。記憶ではね。
もちろん、そう考える事自体は全然OK。
でも、ボクにとっての「スウィート・ホーム・アラバマ」ちゅうたら、あーた、あのイントロよ。そして、あの最初のギター・ソロよ。
「ロック史の中でも屈指の名リフであり、名ソロ」な訳でねぇ。
それを「つまらない凡庸な曲」と言われたら、そりゃもう、話はそこで終わりですわ。
ただ、テッド・ニュージェントについては、ボクらポンニチにとって、むしろ書きやすいのは、彼の差別対象は、どちらかと言えば黒人ではなく、ワシらアジア人に向いておるっぽいんですよね。
「だからええじゃろ」とは言わないよ。
まぁ、前に書いた話に戻ってしまうけど、なんだかんだ言って、テッド・ニュージェントって、やはり、抗い難い魅力がある訳なのよ。
なんかー、上手い事まとまらなかったw
要は、「ロック界きっての超・左派」的なトム・モレロが、テッド・ニュージェントに友情を感じているってのが、すげー意外であった事よ、って話。
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